結婚式を写真のみで済ませたり完全手作りで
写真館のパック商品に「結婚式コース」がよく見られるように、籍を入れて写真だけというかたも結構多いと思います。私もその一人ですが、なんと写真を撮ったのは結婚10年目。新婚当時からいつかは撮ろうね、と言っているうちにずるずると10年という月日が経ってしまいました。なあなあで忘れていた花嫁衣装の写真を急に撮りにと、重い腰をあげたきっかけは妊娠でした。計画的な妊娠でしたが、子供が出来たとわかった時に最初に考えたのは子供から「パパとママの結婚式は?」と聞かれた時どうしようという思い。だから普段は9号サイズのわたしが着たウェディングドレスのサイズは11号。着物姿も顔が通常よりぽっちゃりで主人に「時代劇に出てくる町娘」とバカにされる始末。とてもみょうなお話ですがわたしの花嫁姿は初々しくもなく、しかも結婚して10年も経っているのにいまはやりの出来ちゃった婚。めったに写真をみることはありませんが、なぜか複雑です。
北海道では「披露宴」ではなく「祝賀会」という形が主流です。ですから主催は親族というより友人達が
メインとなります。そして一度お手伝いをさせて頂いた友人達だけの手作り結婚披露宴が忘れられません。
それは。会場で組み立てられた2メートルくらいの大きな四角い木枠、大きな布をすっぽりとかけられて
ステージの上に置かれた木枠を「何だろう?」とながめていた私はその使い道に気が付いたのは本番になっ
てからでした。ドレス姿で最初に現れた新婦はお色直しで着物姿に着替えて謎の木枠の中へ。照明があて
られ招待客の見守る中、謎の木枠から布が外されると同時に「まるで日本人形のような美しい着物姿で・・」
という司会者のことば。そして新郎は木枠の扉を開け、花嫁の手を取り招待客の間を歩いて席へ向かった
のです。そうなのです、この木枠は花嫁を日本人形に演出するためのガラスケースのセットだったのです。
この「祝賀会」を粋に盛り上げてくれた新郎新婦の友人達のアイディアに脱帽でした。